中古で購入したダイハツ・タント エアコンの効きはまあまあ良いのですが、A/Cをオンにするとコップレッサーから異音(ジー音)をがしてきました。
ネットで調べてみるとエアコンのガスと共にオイルを補充すると改善することがあるみたいなのでアマゾンでカーエアコンガスチャージーホース、エアコンガス、潤滑剤を購入してみました。

カーエアコン用潤滑剤(オイル)補充手順

エアコン用潤滑剤の注入手順になります。他の方がやっているYouTube動画を参考にやってみました。

1.車のエンジンを切ります。

 

2.針が引っ込んでいる状態で、サービス缶バルブに潤滑剤を取り付けます。

サービス缶バルブ(赤の回すところ)を回して針を上げて引っ込めます。

針が出たまま潤滑剤を取り付けると、缶の上部に穴があいてオイルが漏れてきます。サービス缶バルブにオイル缶をしっかり取り付けます。オイル缶を右回りに回していくと取り付けできます。※サービス缶バルブの金色のリングは上部に上げておくとやりやすいです。リングが下に下がっているとオイル缶がしっかり取り付けできません。オイル缶を取り付けるとこんな感じになります。

3.クイックジョイントを低圧側(L)バルブに接続する。

サービス缶バルブとホースがしっかり接続されているか確認します。※ゆるんでいるとオイルが漏れてきます。

低圧側バルブのキャップを外します。キャップの上部には「L」の表示があります。ダイハツ・タントの低圧側バルブは、運転席側にありました。クイックジョイントのリングを上にスライドさせて低圧側バルブに接続します。クイックジョイントのリングを上にスライドさせた状態で、クイックジョイントを低圧側バルブに取り付けます。その後クイックジョイントのリングを下げます。かるく動かしてはずれなければ大丈夫です。

4.ホース内のエアーを抜きます。

オイル缶を少し緩めてホース内のエアーを抜きます。オイル缶を少し緩めて一瞬「プシュー」と音がしてホース内のエアーが抜けたら素早くオイル缶を締めます。※長時間緩めていると車のエアコンガスが抜けてしまうので一瞬だけプシューと音がしてエアーが抜けたら大丈夫です。

5.エンジンをかけてエアコンをONにします。

コンプレッサーを常に動作させるため、車のエンジンをかけて窓を全開にします。ガラス窓が閉まった状態だと車内がすぐに冷えてしまいコンプレッサーが止まってしまいます。

エアコンをONにします。設定は「温度:最低(Lo)、風量:最大、循環:内気循環、吹出口:」にします。

6.エアコン用潤滑剤(オイル)を注入します。

針を出してオイル缶に穴を開けます。サービス缶バルブのハンドルを時計回りに回すと針が出てきます。その後、ハンドルを左回りに回して針を上げるとオイルが注入されます。

オイルを入りやすくするため缶を逆さまにして缶を振ります。

圧力計の針が安定して動かなくなったら、サービス缶バルブのハンドルを締めます(針を下げる)。

7.圧力を確認する

元々ガス圧は高め、オイル注入後イエローラインまで針が振れているのでしっかりオイルが入りました。適正圧力より少し高めですがまあ良いでしょう。

そしてコンプレッサーからの異音(ジー音)もなし\(^o^)/

8.エンジンを停止します。

 

9.ホースを取り外します。

クイックジョイントのロックを上に上げてホースを取り外し、低圧側バルブにキャップをつけて終了です。こちらが使用したオイル缶です。こんな感じに上部に穴が空いています。

今回使用したホースとエアコン用潤滑剤(PAGオイル)

ホースとエアコン用潤滑剤はアマゾンで購入しました。

 カーエアコン ガス チャージ ホース 60cm

出典:アマゾン

ホースはエアコンガス1本付きを購入。エアコンのガス圧が低ければガスもいれる予定でしたが、ガス圧が正常でしたので今回は使用しませんでした。ガス圧が低くなったら使ってみたいと思います。

>>アマゾンでチェックする

 

 カーエアコン ガス チャージ ホース 60cmの組み立て方

ホースはレターパックで配送されてきました。ホースは、ホースメーター+サービス缶バルブです。

サービス缶バルブをホースにくるくる回して接続するだけです。こんな感じになります。

あと説明書も入っていますが、使い方はYouTubeを参考にしました。サービス缶1本付きを注文したのでこちらがエアコンガスになります。エアコンガス圧が低ければこちらも使用する予定でした。ガス圧は正常でしたのでエアコンがぬるくなってきたら次回使ってみたいと思います。ちなみにエアコンガスの注入も今回使用したオイル缶と同じ手順になります。ただしエアコンガスは上向きのまま注入してくださいね。エアコンガスを入れるときは逆さまにして入れないように注意してください。

デンゲン(Dengen) 高性能カーエアコン用潤滑剤 (PAGオイル) R134a専用ガス缶 50g OG-1040F

今回使用したPAGオイルはこちら。コンプレッサーの異音(ジー音)が解消されました。

>>アマゾンでチェック

 

エアコンガス、エアコンオイルの種類について

車のエアコンガスとエアコンオイルにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を簡単に説明しますね。

エアコンガスの種類

  1. R-12:
    • 古い車に使用されていたガス。
    • オゾン層を破壊するため、現在はほとんど使用されていません。
  2. HFC-134a:
    • 現在、多くの車で使用されているガス。
    • オゾン層を破壊しませんが、温室効果ガスとしての影響が大きいです。
  3. R-1234yf:
    • 新しい車で使用されることが増えているガス。
    • 環境への負荷が少なく、温室効果も低いです。

エアコンオイルの種類

  1. PAGオイル:
    • 主にベルト駆動用コンプレッサーに使用されます。
    • R-134a用とR-1234yf用の2種類があります。
  2. POEオイル:
    • 主に電動コンプレッサーに使用されます。
    • 絶縁性が高く、ハイブリッド車や電気自動車に適しています。

エアコンガスとオイルの種類は、車のモデルや製造年によって異なるので、具体的な情報は車の取扱説明書やディーラーに確認するのが良いでしょう。

 

エアコンオイルの主な効果

今回エアコンオイル注入後、コンプレッサーの異音解消、エアコンの温度が「-4℃」になりました。窓開けっ放しで測定しているので温度計は高い温度ですが、窓を閉め切ると普通に車内は冷えました。

車のエアコンオイルには、いくつかの重要な役割があります。以下にその効果を説明しますね。

  1. 潤滑作用:
    • エアコンのコンプレッサー内部の部品をスムーズに動かすために必要です。潤滑が不足すると、部品が摩耗しやすくなり、故障の原因となります。
  2. 気密性の維持:
    • コンプレッサー内部の気密性を保つことで、冷媒ガスの漏れを防ぎます。これにより、エアコンの効率が維持されます。
  3. 冷却効果:
    • コンプレッサー内部の熱を吸収し、冷却する役割も果たします。これにより、コンプレッサーの過熱を防ぎます2
  4. 防錆効果:
    • コンプレッサー内部の金属部品を錆から守る効果もあります。

エアコンオイルが不足すると、エアコンの効きが悪くなったり、異音が発生したりすることがあります。定期的なメンテナンスが重要です。

今回エアコンオイル注入でエアコンコンプレッサーの異音は解消されました。オイルを注入しても異音が解消しない場合は、早めに整備工場やディーラーに行ってみてもらってくださいね♪